みずほのシステムの本について

本屋が営業自粛する前は目にする頻度が高かった青色のみずほのシステムトラブルの本についてをこのGW中に読んだ。

 

この本の内容については割愛するが、役に立ったなと思う所は、プログラムを人で書かないということである。ツールを利用してロジックを構築してプログラムを作成したとのことである。メリットとしてはツールを利用すると、プログラムを人で書くと属人化して、ドキュメントやテストとかも複雑になるが、ツールでプログラムを書いてもらえるとプログラムのスタイルが統一され、メンテナンス性も向上し、運用コストが下がるというのだ。

 

属人化はその人が新卒から定年までずっとシステムを見ているなら良いが社内の移動や転職等を考えると極力避けていかなければならないことである。一方で、属人化は構築及び修正などのスピードが速いのがメリットだし、修正及び開発するときのコストが下がるのもメリットである。しかしながら、コストだけ重視し、属人化を進めるのは会社の資産を有効に使用していないというふうに思える。少なくとも担当者には会社資産を有効に使う責務があるのではないかと思う。