Organizational Network Analysis 組織ネットワーク分析

2020年から2025年までの間にこうなる系の本、ITロードマップ2020に、組織ネットワーク分析、通称、ONAがアクティブになりますよと紹介されていたので少し書きます。

 

簡潔に言うと組織内の人々のふるまい、People behavior を分析しましょうという考えです。例えば、組織内で誰がHUBとなり多組織をつないでいるのか、また、その人がシングル構成なら多重化しましょうという話です。メールや会議数などから誰が疲弊しているかなどをデータ分析し、疲弊し離職に繋がる前に対応を取りましょうという考えです。

 

そのときの分析対象として、従業員、チーム、組織レベルtなります。従業員レベルでは、影響力ある人を特定、燃え尽き症候群の可能性のある人を特定などを行います。チームレベルでは、生産性の高い、イノベーション力のあるチームの特定を行います。組織レベルでは、コミュニケーションが脆弱な所などを特定しましょうとかです。

 

これ読んでなるほどと思ったのは、分析するためのデータを今の時代のテクノロジーならメールの量、会議時間帯、電話の使用量などは取得できるということです。取得できかつ大量に処理する能力のあるハード及びソフトが登場しているからできるのだと思います。既存のデータの使い方がビジネスを助ける補助ツールあるいは主本命のビジネスになっていくのだと思います。