コロナなGWについて

コロナの影響で自粛が求められている為、今年のGWは予定していた山登りを中止して、家で過ごしています。

 

今年はおとなしく家で過ごすことにしていたので、色々と本を買って読んでいる。主にSDGs関係、デジタルトランスフォーメーション関係、2020年はこうなるあるいは未来はこうなる系の本を読んでいます。

 

SDGs関係の本を読んでいて思ったのは、中々言っていることはわかるのだが、言葉というか組織体が馴染み深いのではないためか、読むのが難しく感じる。永続的繁栄を目指すために地球規模で企業体、個人ともに永続的な目標を各々できるところから達成していきましょうという趣旨である。企業活動の一部にSDGsに取り組むことにより企業は株主価値の創造及びブランドイメージの増加を計ることができるのである。まだまだ勉強する必要はあるなと感じた。

 

Dx関係は、デジタルトランスフォーメーションの教科書が一番良かったかと思う。まだまだ他にもDx関係は読む必要があるが、これが今は良かったと思う。Dxを行うときにサービス企画からPoc検証、マーケティングテストを行って、通常の基本、詳細設計、テスト、リリースとなると紹介していた。私自身も既存のアジャイル開発手法、ウォータフォール開発手法について現場にいる身として限界を感じていた。年々下がる運用コスト、開発コスト、クラウド化による短納期の構築、可用性検討の減少、人々のスキルの陳腐化、学習するサイクルがない状態などで、今後どのような構築運用手法が必要かと常々考えていたが、このDxのモデルを適用するのが良いかと思う。ふつうのウォータフォールモデルにPoc検証、テストマーケティングを追加しただけだが、このPoc検証を行うことにより気軽に要員の知見を育成することができ、システム実現可能性の点も検討できるのが良いと思う。

 

2020年はこうなる系あるいは2025年はこうなる系の本に関しては、本が書かれた時点ではコロナウィルスの影響ということについては全く感知している状況ではないため、当初の予想とずれているのが実情である。しかしながら、2020年に関しては東京オリンピック後には景気の後退に入るというのに基づき様々な考えを展開しているので、景気後退局面に入るという大筋はあっているのではないかと思う。コロナの影響で確実に景気後退の局面に入ると考えている。あとは複数の本で、シナリオプランニングというリスクを考えるうえでの手法が登場してきたのが印象的である。シナリオプランニングはおそらく昔からあるだろうが書籍で目にするようになったのはここ最近なのではないかと思う。リスクが不確実性が多くて捉えずらい昨今なのではないかというのが影響していると思う。